mimetoha ~自分を好きになろう~

自分を好きになって楽しく生きてください

2024年4月15日 南海加太線・多奈川線 加太観光きっぷ

十三でほとんど降りた。空席が珍しいので撮っておく

難波駅3階の特急券売り場で加太観光きっぷと指定券を併せて購入

下調べしなかったが和歌山市までの特急サザン指定席はプレミアムに当たった

和歌山市に到着。加太線ホームにめでたいでんしゃのピンクが入線

つり革が鯛

ドアもめでたい

磯ノ浦→加太間で一瞬海が見える。つり革の鯛が2人の少女をいざなっているのか?なんかジブリアニメみたいなシーン

一つだけ?ハートのつり革がある

加太に到着。日除けが鯛の目玉

青空にピンクが映える

改札もいい雰囲気

改札口との幅広ゆる階段がいい味出してる

ゴミ箱も加太仕様

さて、まだ11時前で目を付けていたSERENO -seafood&cafe-がオープンしていないので駅近くのつぶらカフェに寄ってみる。が、中から大勢のマダムと思しき声がきゃあきゃあ聞こえてくるのでやめておくSERENOへ向かう道中

路地を抜けて行く

オープン20分前の1110頃に到着

既に待っている人が2組✕2の4人いる。ベンチも日蔭もないなか待って1130丁度に開店!だがしかし予約客から先に受付ということで引き続き待たされる。その間にふらっときたカップルが状況を把握できずに入店。その後待ち人の一人が満席時は中で名前を書いてと書いてある。と言ったので私も入店。するとふらっとカップルが先に注文してるではないか!予約してるかどうかは知らんけどそのまま並んでいたら先の待ち人を抜かして私が注文できてしまう雰囲気。たまらず「後から来た人が先になってますよ」と店の人に言う。があまり響いてない様子でほぼ無反応。外にいる待ち人たちに「もう注文できますよ」と声を掛け先に行ってもらう。ようやく順番が回って来て(先に注文と支払いを済ませるスタイル)加太の海のめぐみ定食(白米を200円プラスのタコ飯に変更)とはちみつカモミールティー(加太観光きっぷで200円。(後から加太観光きっぷの説明を読むと正しくは400円ぽい))をオーダー。やっと本当にやっと店の一番奥の大窓席に着席。開店前の待ちは日常的に発生していそうだがその対策をする気は全く感じられない。どうするか考えてA4紙1枚程度にまとめて入口に貼っておくだけで解決できそうなので何とかしてもらいたい

ほどなくして定食が運ばれてきた。直後に何の刺身か説明してくれる。左から鯛の湯引き、アジ、イカ、タコとのこと。本業の料理で印象の挽回を期待したい。さて食べる前に手をキレイにしたいところだがお手拭きはない。アルコールはないかと軽く回りを見てもない…。仕方ないのでそのまま食べ始める。まずお味噌汁からいただく。出汁はほんだしか?と思ってしまう感じの手軽に作れそうな濃く優しくないテイスト。続いて鯛の湯引き。うーん。漁港の割には普通。他のお料理も全部ほんだしテイスト。刺身はタコが一番マシか。

続いてはちみつカモミールティー。はちみつがガツンと来る。しかしカモミールのホッとする感じが来ない…本来なら少し読書してゆっくりするが外に待ち人が居そうなのでそんな気にもならず退店。口コミ評価は高いが私には合わなかったようだ。店員もなんか機械的やし…

その後、ぶらぶらと加太海水浴場へ向かう。砂浜では大学生と思しき多数の男女がバーベキューで青春している。男女とも内心いろいろと策略を巡らせて駆け引きしているのだろう。日蔭のベンチがないので加太駅に戻ることにする

加太駅に到着し時刻表を見ると2分前に出たところで30分弱待つ。そして黒が来た

ひと駅乗って磯ノ浦で降りる

ここで降りたのは海が見えるカフェ「Café Glück」へ行くため

先客はゼロ。テイクアウト客が途切れなく入れ替わりで入ってくる

アイスオーレとホットドッグと絶景のセットで税込600円は激安!ケチャップ、マスタードとピクルスがセルフなのもうれしい!ランチの量が少なかったので余裕で食べられる。景色を見ていると少し海べりを歩きたくなったので隣の二里ヶ浜駅まで歩くことにするこの浜はサーファーが多い。「Café Glück」の1階もサーフィンが置いてあった。サーファーのファションや車の趣味を見ていると自分とは異世界の感性の人たちなんだろうなぁとか想いなぶらぶら歩く

通行量の多そうな勝手踏切を渡る

二里ヶ浜駅に到着

また黒が来た

紀ノ川で難波方面行きに乗り換え

日曜昼下がりの府県境越えは1両まるごと貸切状態

みさき公園で降りて多奈川線に乗り換える

2ドア車のロングシートはホンマにロング!

ゆるゆる走ってもわずか6分で多奈川に到着

栄華の名残りである広く長いホームと衰退を象徴する短い電車が醸し出す寂れた雰囲気がエモい

だだっ広いホームには鉄道好きの幼い少年がただ1人

この風景に心が落ち着く

自動改札機がなければもっともっといい雰囲気やろうなー

多奈川駅

深日港駅。多奈川からひと駅歩いた。駅間500mしかないのでぶらぶら歩いてもすぐに着く

岬町役場が線路と道を挟んだ目の前にあるが役場が副駅名にもなっていないのでほとんど車で行くのだろう

深日港駅近辺の街並みが渋い

深日港。釣り人多し

深日港駅ホーム。ここも良い雰囲気!淡路島や徳島へのメインルートだったかつての栄華を感じる

味に奥行きを与える標語笑

味の深みを増す長い木製ベンチ

良き良き

日中1時間に1本の電車がやっと来た。これでみさき公園へ戻る

みさき公園で次の難波行サザンの指定券を指定席引換券で手に入れようと駅員に申し出る。駅員が引換券を確認し端末を操作する。しばらく待つがうまくいかない様子。その後えらい苦労した模様ののち「車内で引き換えてください」と言われる。が「きっぷに車内では使えないと書いてある」と返す。駅員がもう一人出てきてリトライ開始。しばらくして「これは市駅(和歌山市駅)でしか取り扱えないです」と言われる。「んなことどこにも書いてないやんけ!」と心の中で言いつつ「和歌山市まで戻ろう」と思ったので「そうですか」と諦める意図の返事をする。もう出発まで3分を切っているところでもう一人の駅員が電話してる。対面の駅員が「お席どこでもいいですか?」と尋ねて来たので「はい」と答える(本当は窓割や陽の当たり加減、車両の新旧まで考えて号車と座席番号まで決めていたのだが…)。電話の駅員が号車と番号を復唱している。それを対面の駅員がメモする。それに破いてハンコを押したものを渡される。「今回は特別にこれで乗ってください」と言われ、時間もないので難波行きホームへ向かう。

行きとは真逆にサザンで一番古い車両に当たる。色は違うもののシートがひのとりが登場したあたりに廃車になった近鉄のハズレ特急のものに似てると思った。「今回は特別に」と言われた指定席引換券について改めて加太観光きっぷのサイトを開いて説明を読むが和歌山市駅限定とは一言も書いてない。変則な乗り方をしたとはいえ私の方が悪いみたいな感じはなんか納得がいかない…

停車駅ごとに見回りに来るアテンダントに声を掛けられることもなくガラガラで難波に到着

難波から梅田までは大阪市内の景色を眺めたいので大阪シティバスをチョイス。朝、御堂筋線に乗ったため乗継割引適用でたったの110円バスはほぼ時刻通りに大阪駅前に到着。その後はいつもの阪急+京都市バスで帰宅。「Café Glück」と多奈川線が特に良かった。また気候の良い日が巡ってきたら出かけよう。