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日光線、烏山線、吾妻線、八高線乗り潰しの旅 2日目 #日光線、烏山線に乗車

2日目:2022年8月20日土曜日
#日光線烏山線に乗車

大井町612〔京浜東北線〕→616品川633〔上野東京ライン快速ラビット〕→821宇都宮846〔日光線普通〕→928日光939〔日光線普通〕→1022宇都宮1033〔烏山線普通〕→1122烏山1139〔烏山線普通〕→1226宇都宮1318〔東北本線普通〕→1345小山1402〔両毛線普通〕→1536新前橋

大井町622発の電車に乗るべく500に起き出発の準備をする
早めに準備できたのと品川のニューデイズで朝食を仕入れたかったので早めにホテルを出る
大井町駅への道中、中央改札方面へ真っ直ぐに下っていく道路があったので、それを使って駅に向かう
今日は18きっぷを使うため改札で日付印を押してもらう

京浜東北線を予定より10分早い612発の電車で品川到着

改札内ニューデイズで朝食を仕入れようとするが土曜日の620なのに混んでいて首都圏を感じる
カフェサンド 国産チキン&チェダー風チーズ~サルサ&タルタルソース~380円(税込)が美味しそうだったのでそれとボトル缶コーヒーのブラックをレジが混んでいたのでセルフレジで買い、633発の宇都宮行きの乗り場を確認

6番線のグリーン車乗り場に行くと土曜日の早朝だというのにもう並んでいる

633発上野東京ライン宇都宮行きが定刻通りホームに滑り込んでくるがグリーン車2両が1階2階ともすべての窓側に先客がいるように見える
どこに乗るか瞬時に判断しないといけない状況となり、とりあえず後ろのグリーン車両に乗る。アテンダントが出迎えてくれて前の2人組が1階に降りたので、2階に行く
狙いは窓枠が広くなる席の進行方向左側だったが空いていないので右側の窓枠が広くなる席の窓側を確保する
ガラガラだろうと勝手に想像していたがゴルフに向かう感じの人が多くまた首都圏を感じる

列車は定刻通り出発。
やはり進行方向右側は予想通り日が差すので外を見たいが仕方なくカーテンを下ろす
が、ラッキーにも次の新橋で進行方向左側の人が降りそうなので、すぐさま移れる準備をし、立ち去った瞬間に席を移動。これで思い通りの席にありつけた
気持ちが落ち着いたところで放送が耳に入る。それでこの電車が快速ラビットであることを初めて知る
通過駅がどれほどあるのかスマホで調べると9駅ほど通過し普通電車より20分ほど速いらしい。またまたラッキー!
東京駅に着く前にカフェサンドを食べ始める
さすがに2階席は目線が高い

電車は順調に進んで行く。そもそも上野東京ライン東海道本線東北本線)は駅が少なく、そのうえ快速なので1駅が長いから結構速い

大宮を出ると徐々に風景がのどかになっていく。乗客はほとんどソロの大人のため車内も静か。
しかし、いつ検札が来ても対応できるようにグリーン券を窓枠にすっと置いているのだが一向に確認しに来ない。自席の上の網棚のところにある赤いランプのところにグリーン券情報の入ったSuicaを当てるとランプが緑に変わって、それが検札済のサインになるのだが、私のところは赤のままでグリーン券を持っていないようにに見える。ちなみに私のようにSuicaでない客はアテンダントが検札のうえ手動で緑にしてくれる。
駅に着くごとにポツリポツリと客が降りていき、たまに区間利用の乗り降りがある感じで定刻通り宇都宮に近づいていく
車窓の新幹線の高架が飽きるほど続き、それが途切れてしばらくすると終点宇都宮に到着
グリーン車は宇都宮までの客もそれなりにいた
結局、乗車時以来1度もアテンダントの姿を見ることはなく、私の席のランプはずっと赤のままだった

日光線に乗り換えるべく階段を登る。烏山方面の案内表示をちらっと見ると、乗る予定の1033発烏山行きがもう表示されており、本数の少なさを物語っている
日光線もさほど走っていないため、この両線を乗るには今の回り方が効率的で、そうしないと変な時間帯に長時間待たされてしまう
日光線は5番線でホームへの階段に向かうと他とは違うおしゃれなレトロ調となっている

このデザインは日光線全線で統一されており駅名標もこの通り

ただし肝心の電車だけは例外で普通の通勤電車…
これが折り返し乗車予定の846発の普通日光行きとなる

宇都宮の時点で隣にも前にも乗客がいるので本当に普通の通勤電車。なんの旅情もない
宇都宮を定刻通りに出発。のどかな風景の中、日光に向けてひたすら緩やかに登り進み、一駅ごとに乗客が降りてゆく。レトロ調デザイン以外は全く観光感はない。地元の利用状況を考慮しているのだろうが、窓を背にしたロングシートが旅人には残念


電車は40分程で終点日光に到着

11分で折り返すのでサッと写真を撮る



電車のLED表示器の表示をキレイに撮れるようシャッター速度の調整などをしているともう出発の時間。せっかく日光に来たのに改札も出ず、折り返しの939発宇都宮行きに乗る
宇都宮行きは各駅ごとに乗客を拾って行く。若い人が多い
行きと同じく40分程で宇都宮の暗い新幹線高架下ホームに到着
11分後という奇跡の連絡時間で1033発烏山行きに乗り換える
烏山行きの案内は日光線乗車前に見たときから変わらない1033烏山のまま。そして9番線に向かう
9番線に降りるとスポーツクラブか子供会的な団体がいる

ほどなくして烏山行きが宇都宮までの乗客を乗せて入線

電車は2両。子供の団体がいない前の車両に乗る(子供は好きな方だがこういうときは避けたい)
烏山線は非電化だがこの電車が走る。非電化=線路の上の方の電線がない、電車=その電線からの電気で走る。のにどうやって走るのか!?
烏山行きは定刻通り出発。2駅向こうの宝積寺駅までは電化の東北本線なので普通に電線からの電気で走る。宝積寺駅でパンタグラフ(電線から電気を取る装置)を収納し、非電化区間烏山線は蓄電池からの電気で走るというのが謎解きの答え
車内にいるとその変身ぶりはさっぱりわからないし、走っているモーター音が違うということもない
宝積寺を出てすぐのあたりは稲作が盛んなのか広大な田んぼが広がる

田んぼ地帯を過ぎ、仁井田を出ると坂を登り始める、こういった勾配を国鉄ディーゼルカーが唸りの割には全然進まない速度で登って行くのが好きなので、ディーゼルカー時代にくれば良かった…と思いつつ窓の外を見ていると峠の頂上で那須烏山市に入った
小塙(こばな)を出てすぐ左手の集落の風景に見とれ、滝駅で子供たちが降りたため後ろの車両に移ると一気に車内がのんびりとする

滝駅を出てすぐ右手の眼下に絶好の川遊びスポットがあることを確認しながらほどなくすると終点烏山に到着。烏山線の乗客も若者や年配者が主役だった
折り返しの発車時刻である1139まで17分の間に初めて乗った蓄電池電車を観察する
まず目に付くのが電線。充電用にちょっとだけ電化?されている


蓄電池電車には特別な電車であることや烏山線のイメージ一新を図っているのか、ACCUM(アキュム)の愛称が付いている

お食事中のACCUMくん

改札は出る余裕があった
この写真を撮ろうとするとちょうど山あげそばというそば屋に来た2台の車が駐車してきて少しイラッとする

電車は1139発の宇都宮となってスタンバイ
これに乗って宇都宮に戻る
(いくら頑張ってもLEDの行先表示はキレイに撮れなかった)

烏山の時点では乗客が少なくスタートからのんびりとした車内。のどかな風景の中を宇都宮へと戻る


途中「おいしい塩野谷のコシヒカリ」と書いてある巨大なJAの施設があった。後で調べるとカントリーエレベーター(巨大穀物貯蔵施設)らしく、やはりこのあたりは本気の米どころのようだ

宝積寺で蓄電池での走行を終えて東北本線に入りほどなくして宇都宮に定刻通り到着

小山まで行くための電車が出るまで52分。この間にランチと無印良品に行かねばならない
ランチは宇都宮ということで駅近くの餃子屋を調べておいた
駅ビルパセオの中にある「味噌と餃子の青源 パセオ店」へ向かう
パセオの1階を北の端あたりまで歩くと店はあった
1人店の前にいるので並んでいるのか聞くと。そうです。と言うのでその後ろに並んだ
5分程待つと入ってすぐのテーブル式一人席に案内され、すぐに源ちゃん焼き餃子セット(シングル)税込690円を注文。しばらくすると焼き餃子6個、ライス、味噌汁、漬け物が載ったセットが運ばれてきた

店名に味噌をうたっているだけに大きな味噌汁が付いている、そして餃子のタレも基本は味噌ダレで普通の餃子のタレも用意されている。タレを付けた餃子をごはんの上に乗せて食べ、味噌汁をすする。を繰り返すとあっという間に完食。お味の方はすべてが普通。時間もないのでとっととレジに向かう。会計中のお一人様女性の手に18きっぷがあることが目に入って、同じことを考える人がいるんだなーと思う。
で、次は無印良品に向かう。このパセオの中に無印良品があることはスマホで事前確認済みだが具体的な場所はわかっていない。マップを探すが見つからないのでスマホで調べる。改札方向に戻った2階にあるようで、向かうとすぐ見つかった。
さて、ここになんの用があるかというと靴下である。バッグに入れたつもりが入れ忘れたようで一足もなかったのだ
店に入る前に靴下コーナーを見つけたのでそこに直行する。お目当てのものもすぐに見つかりレジでタグをすべて切ってもらう
これでランチと靴下購入のミッションは完了
まだ時間があるので駅前の餃子像とやらに行ってみる。先客が写真を撮っているので終わるのを待ってから自分も撮る

駅に戻って水が切れるかもしれないのでニューデイズで水を買おうとすると、このあたりでよく飲まれているというレモン牛乳がアピールされており、レモンも牛乳も好きなので一緒に買う
52分の間にいろいろできたことに満足して改札を入り、両毛線の乗り換え駅である小山に行くため、10番線に降りる。

もう1318発の小田原行きは止まっており、早速ボックスシートの空きを探すが人気なのか座ろうと思える場所はすでになかった。仕方ないのでボックスシートと扉の間の背面窓席に座る。
これで30分程は座っているだけとなりホッとしたところで先ほど購入したレモン牛乳を飲んでみる

レモンさも牛乳さもハッキリしないマイルドな味。駄菓子屋的な懐かしい味といえばわかるだろうか、子供が好きそうな感じがする。量も少ないので出発前になくなってしまった

電車は定刻通り出発。途中から乗ってきたおばあちゃんが若い女子2人が座るボックスシートに行き、網棚に荷物を上げようとしたところその若い女子2人が代わりに上げてあげるというハートウォーミングストーリーを見たりしながら定刻通り小山到着

乗っていた前(上野寄り)の方の車両から両毛線への陸橋に向かう。途中で右手に青いラインの電車が止まっており、随分前に乗り潰しに来た水戸線のものだと直感的にわかる。そのときの車両は国鉄型だったが白い車体に青いラインの電車だったからだ
結構歩いて着いた陸橋を上がり両毛線ホームがある新幹線方向へ向かう

新幹線改札の横を通り過ぎる

まだ100メートル向こうだと言っておられる
かつて乗り潰しのため水戸線両毛線を乗り継いだ際、この小山で両線の間が予想以上に遠く、予定の両毛線に乗り遅れたことを思い出す

やっと両毛線ホームに着いた
(7番線はどこに行った???)

めっちゃ遠い!両毛線ホームが宇都宮寄りにあるのに宇都宮から15両の電車の前の方に乗ったため最遠コースにはなったが、それでも遠い!過去の乗り継ぎ失敗はやむを得ないと改めて思った

↑の写真を撮るために駅名標がいい具合に写る場所がないかウロウロしていると前の方にホームが切り欠かれた部分(この写真を拡大するとわかる)があり、線路はないが7番線くさい場所があった。もし7番線が稼働していて今日の両毛線が7番線発なら路面電車2駅分は多分ある…

両毛線普通高崎行きは定刻の1402に発車。運転士は女性指導員に男性実習生と思われる。一昔前は女性乗務員がいようものならニュースになっていたが運輸ウーマンが当たり前の存在となった今ではウソのようだ
小山出発時点ではガラガラだった両毛線はのどかな風景ながらもそこまでローカルではなく、栃木、佐野、足利、桐生、伊勢崎などを経て前橋から高崎を結んでいるので駅に止まるごとに乗客が増えていく。
ここの電車も背面が窓のうえに雨も降っているので景色を楽しむことはできない。
途中の栃木駅東武日光線と隣り合わせの高架駅となるが、ちょうど東武線ホームにJR車両の日光行き特急が滑り込んできて変な感じがする
ここで高校生が結構乗ってくる。もう何もしようがないからか居眠りしてしまったようで、気付くと佐野を出発するところだった
電車は淡々と高崎に向かって進んでゆく。このあたりの県境はわかりづらいという会話が聞こえたので、GoogleMapを見てみると栃木と群馬の県境は小俣と桐生の間にあり、両毛線自体がしばらく県境になっている箇所がある。県境がどんな風になっているか興味があるので小俣を出てGoogleMapと車窓の両方に目を凝らす。県境は川や峠であることが多いが、川はなさそうなので峠を気にする。しかしながら特に坂を登っている感じはしない。いよいよ県境上をしばらく走るところに来たが県境感はさっぱりない。本当に県を跨いだのか?と車窓から見える家に止めてある車のナンバーを確認する。するとちゃっかりとちぎから群馬に変わっているのでようやく群馬県に入ったことを実感する
群馬県最初の駅となる桐生から高校生が多数乗車し立ち客が出る、今日は夏休み中の土曜日だが沿線の高校生はおそらく部活のために結構通学している。国定で高校生が多数下車するが乗客もそれなりにあり立ち客が続く。伊勢崎オートレース場が見えてここにもあるんや。と思いながら電車は淡々と進む。乗客はここでも若い人が多い
景色もまともに見られない程の混み具合のため前橋がどんな駅かもわからず、今日の宿泊地である新前橋に定刻の1536に到着

当駅始発の電車や乗務員交代があって運転上の拠点となる駅のようだが人は少なく閑散としている
少し高崎寄りに大きなスーパーがありそうなのでそこで夕食でも仕入れようと思っていたが雨が降っている。駅の階段をそのスーパー(ホテルの反対側)の方に降りるが結構降っている。この中を歩くのは嫌だと思い、一旦ホテル側の方の階段を降りた場所に移動してみる。夕食や明日の朝ごはんのことを考える。改札を出たところに小さなニューデイズがあったな、でもコンビニ弁当は嫌だ。かといって雨の中を歩くのも嫌だ。一旦チェックインして後から出掛けるか?うーんそれも面倒。うーん、うーん…とりあえずニューデイズを見てみよう!
ということで改札への階段を上がる。小さなニューデイズに入り品定めする。正直琴線に触れるものはなかったが、d払いで200ポイント戻ってくるユーザーに自分が適用されていることを思い出し、わかめごはんの弁当と牛タン弁当風おにぎりをセルフレジで買う。将来完全無人店舗にしたいのか店員はいるもののセルフレジを仕切りに進められた

階段を降りる。まだ雨が降っている。傘を出して開いて、また片付けるのは面倒だ。ホテルは近いしそのまま行くか?まあせっかく傘を持ってきたので使うか!と覚悟決めて傘を差す。3分も掛からないうちに今日の宿である新前橋ターミナルホテルに到着
感じの良いお姉さんが丁寧にチェックイン手続きや利用案内をしてくれる
フロントの左手にシャンプーバーなるものがありかなりの種類のシャンプーの中から好きなものをプッシュして小さな透明の容器に入れて持っていくシステムとのこと

あとフロントと対角のところにフリースペースがあり、ここで飲食できるとのこと、給茶機のお茶や水、コーヒーは飲み放題。
今日はキャビンというカプセルの下段と上段をぶち抜いた部屋で飲食禁止なため、ここで食事することとなる
チェックイン手続きが終わり、早速自分のキャビンへ向かう


早すぎて他に客がいない今のうちに荷ほどきする。濡れた傘も今のうちに通路に干しておく
荷ほどきが一通り終わってキャビンから出る
あれ?なんとなく部屋を間違えてる気がする。端の方から番号の振り方を確かめてみるとやっぱり1つ隣のようだ、せっかく荷ほどきしたのにガッカリ…どうりで貴重品入れの鍵が合わない感じだった訳だ。ガッカリすると同時に他の客がいない間に移る方が面倒にならないとも思い、とっとと荷物を右から左へ移す

落ち着いたところで大浴場に行く。こちらも早いので人が少ない。サウナがあるのでまずサウナに入る。昨日と違って90℃の低温?なので12分計が一周するまで入れる。水風呂も昨日と違って普通の温度なので肩まで浸かれる。水風呂を上がって脱力休憩。これをもう1度繰り返す。途中浴場全体で自分一人だけになったので、日課の腕立て伏せと腹筋をここで済ませてしまう。
普通の浴槽に浸かって身体を洗って終了。人が少なくてリフレッシュ度高し!
一旦キャビンに戻ってニューデイズ弁当を手にフリースペースへ向かう。誰もいないのでゆったりした気分で夕食をとる。シャンプーバーが目に入りその存在を忘れてたことに気付く。フロントのお姉さんが変わらず親切な対応している。と思いながら食べ進める。食べ終わると食事中に目に入って気になった群馬県紹介本を読む。各市や鉄道の位置関係をなんとなく理解する。 
後は歯を磨いて寝るだけ、明日も5時起きでテレビも面白くなさそうなのでとっとと寝てしまおう

青春18きっぷ 2410円
普通列車グリーン券 800円
計 3210円

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